Alexandra Valencia
[キト/ボゴタ 9日 ロイター] - エクアドル政府は9日、隣国コロンビアからの輸入に課す関税を50%から100%に引き上げると発表した。コロンビアが有効な国境警備措置を講じていないことが理由。5月1日に発効する。
エクアドル政府は声明で「コロンビアが具体的かつ効果的な国境警備措置を実施していないと確認し、主権に基づく措置を講じざるを得なくなった」と説明した。
エクアドルは1月末、国境付近の麻薬密売対策が不十分との理由からコロンビアからの輸入品に30%の関税を課し、2月下旬に関税率を50%に引き上げた。
コロンビアは、両国合同の麻薬対策作戦を定期的に実施しているとして、エクアドルの非難は不当と主張。エクアドルの一部品目に報復関税を課し、エクアドルへの電力販売を停止した。
9日の発表に対し、コロンビアは今のところ対抗措置を発表していないが、ペトロ大統領は「とんでもない行為」とXに投稿。パルマ・エネルギー相は、「歴史的に共に歩んできた兄弟のような国民に対する明白な侵略」と非難した。