Alex Lawler

[ロンドン 13日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)は13日、2026年第2・四半期(4─6月期)の世界石油需要見通しを日量50万バレル引き下げ、日量1億0507万バレルに下方修正した。中東情勢を踏まえた対応。

先月の石油市場月報では、日量1億0557万バレルを見込んでいた。

2月末に開始された米イスラエルとイランの交戦を受け、石油輸送の要衝のホルムズ海峡が閉鎖状態に陥るなど、供給を巡る混乱が深刻化。原油価格は高騰している。

OPECは「中東情勢を踏まえ、石油需要の伸びの一時的な若干の弱さを主な要因として、経済協力開発機構(OECD)加盟・非加盟のいずれも需要増加見通しを下方修正した」と説明。ただ、年後半には需要の改善が見込まれるとし、通年の世界の需要は従来予想(日量138万バレル増)を据え置いた。

<OPECプラスの3月産油量急減>

OPECとロシアなど非加盟産油国で構成するOPECプラスの3月の原油生産量は日量平均3506万で、2月から770万バレル減少。イラクとサウジアラビアの減少幅が最大だった。

OPECプラスの主要8カ国は今月5日、5月の生産量を日量20万6000バレル引き上げることで合意した。ただ、ホルムズ海峡の事実上封鎖により、増産分が市場に供給される見通しは立っていない。nL6N40O07H

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