Toby Sterling

[アムステルダム 3日 ロイター] - 超党派の米議員グループは2日夜、半導体製造装置の対中輸出規制を強化する法⁠案を公表した。

中国企業が自前で製造できない半導体製造装置を入手することを防ぎ、人工知能(AI)分野における米国の優位を守るとともに、⁠米国の同盟国の企業にも対中輸出で米企業と同様の制限を確実⁠に課すのが狙いで、オランダの半導体製造装置大手ASMLや中国の主要半導体メーカーに影響が及びそうだ。

法案は、半導体回路の形成に不可欠な液浸DUV露光技術など、中国が輸入に頼って⁠いる技術に焦点を当てている。この分野はASMLがトップを走り、ニコンがこ⁠れを⁠追う形となっている。

法案はこうした機器を、半導体の中芯国際集成電路製造(SMIC)、華虹半導体、通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)、メモリーの長鑫存儲技術(CXMT)や長江存儲科技(YMTC)といった⁠中国メーカーに販売したり保守サービスを提供したりすることを禁じている。

ASMLは米国とオランダ政府による既存の規則で最先端装置の対中輸出を禁じられている。現在は旧型のDUV装置を中国の半導体メーカーや、中国で事業展開する韓国や台湾の⁠主要企業に販売することが可能だが、新たな法案ではできなくなる。

ASMLにとって中国は最大の市場で、昨年の売上高全体に中国が占める比率は33%だった。しかし同社は1月、この比率が今年は20%に低下するとの見通しを示している。

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