Howard Schneider

[ワシントン 25日 ロイター] - 米国企業の財務責任者による経済見通しは、少なくとも米・イ⁠スラエルによるイラン戦争勃発までは改善していた。米地区連銀の四半期調査で判明した。

経営幹部らは、堅調な売⁠上高の伸びを背景に雇用が増加すると見込むものの、⁠価格引き上げ圧力も残っている。

調査は2月17日から3月5日にかけ、473人の最高財務責任者(CFO)を対象にアトランタ地区連銀とリッチモンド地区連銀がデューク大学フクア経営⁠大学院と共同で実施。2月28日の戦争開始前と開始後に回答した⁠人々の姿⁠勢に違いがあったことは結果には示されていない。

それによると、関税と貿易政策が依然として最大の懸念事項となった。しかし、その割合はトランプ米政⁠権が輸入関税の大幅引き上げを目指していた2025年半ばの40%近くに対し、20%強にまで低下。その他の主要な問題としては、回答者の17%が労働力の質と確保を挙げ、15%が売上見通しを挙げた。

調査の大部分はイラン戦争前に実施された⁠ものの、全体的なムードは良好だった。

回答の中央値を見ると、自社の売上高は今年5%増加し、雇用は1.6%拡大すると予測。価格も3%上昇し、単位コストも同程度上昇すると見込まれている。

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