Tom Hals
[12日 ロイター] - 米連邦最高裁判所が違法判決を下した関税の還付を巡り、税関・国境警備局(CBP)は、徴収した1660億ドルの還付手続きを「4段階方式」で進める仕組みを構築しつつある。CBPが12日、国際貿易裁判所に提出した文書で明らかになった。
CBP当局者の説明では、輸入業者やブローカーが還付申請を行うオンライン窓口を設置しているところで、申請が提出されると計算処理が行われ、CBP職員による検証・確認を経て、関税の払い戻しに至る。
先週提出された文書には、早ければ4月半ばにはこの仕組みを稼働させる可能性があると記されていた。
当局者は、現時点で計算処理部分のシステムは完成率40%と最も作業が遅れており、逆に検証・確認システムの完成率は80%で一番進捗していると述べた。
対象関税を支払った輸入業者は33万を超え、取引件数は5300万件に達するが、これまで還付申請システムに登録された件数はわずか2万1000件にとどまっているという。