イランは米・イスラエルとの停戦条件の1つとして、現在事実上封鎖しているホルムズ海峡を開放する代わりに、海峡を通る船舶から「通航料」を徴収したいと考えている。
ホルムズ海峡はイラン、オマーン両国沿岸の間にあり、その幅はわずか34キロ。世界に供給される石油の約20%と、肥料などその他の重要物資が行き交う海上交通の要衝だ。
イランの提案
イランは恒久的な和平合意において、ホルムズ海峡を通る船舶に通航料を要求できる権利が盛り込まれることを望んでいる、とあるイラン政府高官がロイターに語った。
高官の話では、通航料は船舶や積み荷の種類、その他細かな条件によって異なるが、その具体的な内容は明らかにされていない。
イランのガリババディ外務次官は先週、ホルムズ海峡を通航する船舶に許可証の申請を義務付ける制度の試案をオマーンとともに策定していると述べ、これは海峡の通航を制限するのではなく促進する意図があると説明した。
オマーンはイランとの間で、海峡の円滑な通航を確保する選択肢について協議中だと認めたが、何らかの合意に達したかどうかには言及していない。
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