イラン上空で米軍戦闘機2機が撃墜され、乗員の捜索・救助活動が行われてい⁠ることが分かった。イランと米国の当局者が3日、ロイターに明らかにした。これまでに乗員2人が救助されたが、もう1人が行方不明となってい⁠る。米が2月28日にイランとの戦争を開始して以来、初めて確認された撃⁠墜事例となる。

両国の当局者は、最初に撃墜されたF-15E戦闘機について、イラン軍の攻撃によるものだと明かした。

また米当局者2人によると、あとに墜落したA-10攻撃機はイラン軍の攻撃を受けて⁠クウェートで墜落した。パイロットは脱出したという。さらに行方⁠不明⁠になったパイロットの捜索活動を行っていた米軍ヘリコプターのブラックホーク2機がイランの攻撃で被弾し、イラン上空から退避した。

救助された乗員の負傷の程度や、行方不明となっ⁠ているF-15E戦闘機の乗員の所在や状態は明らかになっていない。

イランの精鋭部隊「イスラム革命防衛隊(IRGC)」は、南西部で同機が墜落した付近を捜索していると発表した。イランの準国営通信社ISNAによると、同地域の州知事は、乗組員を確保または殺害⁠した者は特別に称賛されるだろうと述べた。

米政府高官によると、トランプ大統領はホワイトハウスで捜索活動の状況について報告を受けている。米国防総省などは、コメントの要請にすぐには応じなかった。

[ロイター]
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