ブラジル当局​は、中国の電気自動車(EV)大手BYD(⁠比亜迪)につ​いて、「労働者を奴隷のような環境で働かせた」雇用主のリストに掲載した。BYDを巡⁠っては2024年、中国人労働者が人身売買や不⁠当な​契約の被害に遭ったとされるスキャンダルが発覚している。

リストへの掲載により、BYDはブラジルの銀行から特定の⁠種類の融資を‌受けることができなくなる⁠が、⁠ブラジル工場の操業には影響しない。

BYDはコメントの要請に返答しなかった。

ブラジル当‌局によると、BYDは、ブ​ラジ‌ル工場の建設⁠現場​で、中国人労働者163人を奴隷のような環境で働かせていた。法定労働時間を超える長時間労働‌に従事させ、週7日間連続で働かせるこ​ともあり、劣⁠悪な宿泊施設に押し込められるなどの労働法違反があ​ったという。

BYDが利用した請負業者の錦江グループは違反行為を否定している。

[ロイター]
トムソンロイター・ジャパン
Copyright (C) 2026トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
「AIに使われるか、AIを従えるか」 一橋大学が問う、エージェント時代の「次世代エグゼクティブ」の条件
「AIに使われるか、AIを従えるか」 一橋大学が問う、エージェント時代の「次世代エグゼクティブ」の条件
ニューズウィーク日本版 戦争インフレ
2026年4月28号(4月21日発売)は「戦争インフレ」特集。

ホルムズ海峡封鎖でガソリン・日用品が高騰。世界経済への悪影響と「出口」を読み解く

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます