2月28日、米国とイスラエルはイランの主要軍事目標を攻撃し、最高指導者アヤトラ・アリ・ハメネイ師および政府指導者らを殺害した。これに対しイランは、イスラエルや米軍が駐留する複数の湾岸アラブ諸国を標的にミサイルやドローンで反撃した。
米軍はイランへの作戦を維持するため、他地域から兵器や防衛システムを急速に移動させている。
中東での増強は防空にとどまらず、攻撃戦力や兵站を含む各種戦力を複数の戦域から集中させる形で進んでいる。攻撃開始以降、大量の弾薬が消費されており、湾岸地域の同盟国の基地やインフラも作戦に組み込まれている。
こうした動きは、この戦争が米国に世界的な戦力配置の見直しを迫り、他の潜在的紛争に備える在庫を圧迫していることを示している。
ジャズムER(正式名称:AGM-158B統合空対地スタンドオフミサイル)は、米空軍向けに開発されたステルス性の高い空中発射巡航ミサイルで、敵の高度な防空網の外側から高価値かつ厳重に防御された目標を攻撃するために設計されており、射程は600マイル(約960キロ)以上に及ぶ。
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