演説への反応は?
トランプは、イラン戦争が終結すればホルムズ海峡は「自然に開かれる」と述べた。
「イランは石油を売りたいと思うようになるだろう。それが再建のために唯一持っているものだからだ。石油の物流は再開し、ガソリン価格は急速に下がり、株価も急速に上昇するだろう」
また、AP通信によると、トランプはイランが「壊滅的な打撃を受けている」とする裏付けのない主張も繰り返した。
非営利の研究プロジェクトであるACLEDのデータによれば、イランによる攻撃は3月1日の約100件から、3月6日以降は50件以下に減少している。AP通信はこの現象について、戦力の枯渇ではなく配分の調整である可能性があるとの専門家の指摘を紹介している。
トランプ批判で知られる米デジタルメディア『メイダス・タッチ』の編集長ロン・フィリプコウスキーは、Xに「トランプはイラン戦争についてゴールデンタイムの演説を行ったが、結局はいつもと同じ古びた話を繰り返しただけだった。ただし各テレビ局が生中継したという点では、(トランプは)目的を果たしたのだろう」と投稿した。
民主党のジェイソン・クロウ下院議員はCNNのインタビューに対し「どのアメリカ人も戦争の最終的な見通しや終結時期について、より明確な理解を得ることはできなかった。トランプは自身の戦略を改めて強調し、今後数週間でエスカレートさせる意向さえ示した」と演説の内容を批判した。
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