体臭は必ずしも不衛生を意味しない
体臭はしばしば衛生状態と結びつけられるが、その認識は必ずしも正確ではない。
ユニリーバの研究開発マネージャー、デイビッド・ウォーターズは次のように説明する。「体臭の主な原因は、汗を分解する細菌にある。遺伝やホルモン、食生活、ストレス、健康状態など、さまざまな要因が関係している」
同じ生活習慣でも、人によって体臭の出方が異なるのはこのためだ。
なぜ、汗が強く臭うことがあるのか?
実は、汗そのものはほとんど無臭だ。
ウォーターズによると、「汗は主に水分と塩分で構成されているため、分泌された直後はほぼ臭いがない」。しかし、皮膚上の細菌が汗の成分を分解することで、体臭が生じる。
特に、わきの下や鼠径部にあるアポクリン腺から分泌される汗は、タンパク質や脂質を多く含むため、細菌の栄養源となりやすい。その分解過程で臭いが発生する。
シャワーは短く、温度は控えめに
熱めのシャワーを長く浴びるのは心地よいが、肌には負担となる。15分以内を目安にし、熱すぎるお湯は避けるのが望ましい。ぬるめの温度でも十分に洗浄でき、肌のバリア機能を保ちやすい。
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