全長約257メートル、排水量4万5000トン超のUSSトリポリはロッキード・マーチン製のステルス戦闘機F35BライトニングII(短距離離陸・垂直着陸型)を運用でき、米国の航空作戦を強化できる。
トリポリを護衛する駆逐艦は通常、艦載防空ミサイル「スタンダードミサイル」などの多層的な防空・ミサイル防衛システムを搭載しており、ミサイルやドローンを迎撃できるほか、トマホーク巡航ミサイルなど長距離の対地攻撃兵器も装備している。
米インド太平洋軍によると、同艦は先週、米国と日本の部隊が参加する年次演習「アイアン・フィスト」に参加した。この演習は「地域の安全保障と自由で開かれたインド太平洋への共通のコミットメントを強化する」ことを目的としている。
今回の移動により、トリポリはここ数日でアジア太平洋から移動した最も重要な軍事資産の一つとなった。
先週、米国は韓国から弾道ミサイルに対応する終末高高度防衛(THAAD)ミサイル迎撃システムの一部を中東へ移動させ始めた。イランによるミサイルやドローン攻撃が相次ぎ、米国の迎撃ミサイル備蓄に大きな負荷がかかっているためだ。
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