トランプ氏が訪中延期も

トランプ大統領は15日に掲載された英紙⁠フィナンシャル・タイムズ(FT)のインタビューで、今月末に予定されている中国の習近平国家主席との首脳会談を延期する可能性もあると語った。

「中国も協力すべきだと思う。中国は石油の90%をホルムズ海峡経由で調達しているからだ」と述べ、訪中前に中国政府の立場を確認したいとの意向を示した。その上で、訪中について「延期するかもしれない」と語った。

中国外務省は、ロイターのコメント要請に応じていない。

トランプ氏はまた、北大西洋条約機構(NATO)加盟国がホルムズ海峡の航行再開に協力しなければ、「非常に悪い」未来に直面することになると警告した。

外交官や当局者によると、⁠欧州連合(EU)の外相らは16日、中東での小規模な海軍任務の強化について協議する予定だが、ホルムズ海峡への任務拡大については決定しない見通しだ。

英国のスターマー首相は世界の海上輸送の混乱を解消するためにホルムズ海峡を再開する必要性について、トランプ大統領と協議した。英首相官邸報道官が15日、明らかにした。

スターマー氏はカナダのカーニー首相とも、ホルムズ海峡の閉鎖継続が国際海上輸送に与える影響について協議した。

韓国はトランプ氏の要請を慎重に検討すると表明している。

[ロイター]
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