国際エネルギー機関(IEA)は11日、加盟国による4億バレルの戦略石油備蓄放出で合意した。米国とイスラエルによるイラン軍事攻撃を背景とした原油価格の⁠高騰に対処する。放出の規模は過去最大。

IEAによると、加盟32カ国が全会一致で合意。具体的な実施時期については今後発表する。石油備蓄放出は1970年代のIEA設立以来、6回目。

IEAのビロル事務局長は「現在の原油市場が直面している課題は規模の点で前例がない」とし、IEAは前例のない規模の緊急共同行動を取ると表明。「原⁠油市場は世界的につながっているため、大規模な混乱への対応も世界的でなければならない。エネルギー安全保障はIEA創設時からの主⁠要な使命で、加盟国が強い連帯を示したことを心強く思う」と述べた。

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