各国が備蓄放出表明
高市早苗首相は同日、IEAの正式決定を待たず、16日にも石油備蓄を放出すると表明。ガソリン価格を1リットルあたり170円程度に抑制する緊急的な激変緩和措置の実施も赤沢亮正経産相に指示した。
茂木敏充外相はIEAの決定を歓迎。「中東地域の事態の早期沈静化のための外交努力を継続するとともに、世界及びわが国のエネルギーの安定供給の確保に向け、IEAをはじめとする関係国際機関や主要な消費国・産油国と連携し引き続き機動的に対応していく」とする談話を発表した。
英国はIEA加盟国による石油備蓄の協調放出に参加し、1350万バレルを放出すると表明。 ミリバンド・エネルギー安全保障・ネットゼロ相は「英国は同盟国と連携し、原油市場の混乱に対処する役割を果たしていく」と述べた。
韓国は2246万バレル放出すると発表。IEAが表明した4億バレルの5.6%に当たるという。放出の時期などについては、国内情勢や国益を踏まえながらIEAと協議して決定するとした。
インドは、IEAの取り組みに沿って必要に応じて世界市場の安定に向けた適切な措置を講じる用意があると表明。ただ、具体的な措置は明らかにしなかった。
[ロイター]

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