<たくさんのサメが確認されていたが、観光客はむしろ珍しい光景だと喜んでいたという>

ブラジルの絶景リゾート、フェルナンド・デ・ノローニャ諸島。透明度の高い海と豊かな海洋生物で知られ、世界中のダイバーやシュノーケラーが憧れる場所で、衝撃の瞬間がカメラに収められた。

【動画】シュノーケリング中にサメに襲われる女性...足に残る生々しい傷跡

シュノーケリングを楽しんでいた女性が、突然サメに太ももを噛まれるという衝撃的な事件が起きた。その光景は動画に収められ、インターネット上で拡散された。英ザ・サンなどが伝えた。

事件が起きたのは、ブラジル北東部ペルナンブーコ州に属するフェルナンド・デ・ノローニャ諸島の海域。36歳の女性タイアネ・ダラゼンは友人らとともに海中を泳ぎながらシュノーケリングを楽しんでいた。周囲には数匹のサメがゆったりと泳いでいたが、観光客はむしろ珍しい光景として受け止めていたという。

しかしその平穏は突然破られた。1匹のサメが女性に近づき、突如として脚に噛みついたのだ。サメは吸い付くように女性の太ももに食らいつき、脚を振るようにして引きずろうとした。女性は水中で必死に抵抗したが、サメはすぐには離れなかったとされる。

事態を救ったのは同行していたツアーガイドだった。報道によれば、ガイドは女性の異変に気づくとすぐに近づき、サメを殴るなどして追い払おうとした。女性自身も後に「脚を振られている感覚があった。手を近づけたら噛まれるのではないかと怖かった」と語っている。

ガイドが何度か強く叩いたことで、ようやくサメは脚を離し、女性は水面へ戻ることができた。海から上がった後、応急処置を受け、病院で治療を受けたという。幸い傷は深刻ではなく、数カ所の小さな刺し傷程度で、縫合と破傷風の予防接種、抗生物質の処方を受けただけで済んだ。

現地当局はこの出来事を受けて調査を開始したほか、自然保護区域で野生動物に餌を与える行為や過度な接近は事故の危険性を高める可能性があると改めて警告している。

女性自身は「サメはただそこにいる野生動物。人間がその場所に入っているだけ」とあっけらかんとしていた。また、冗談交じりに「サメは歯を一本失ったかもしれない」と語っている。

また、足に残った傷跡については「サメの傷跡を持つサーファー。それって、ちょっと名誉になるんじゃないかな」と前向きにとらえているようだ。彼女はすでに海に戻ってサーフィンを楽しんでいる。

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