<「ワォ、ダドリーが......」と言われるのも覚悟した。それでもメリングは「支配・服従」の関係性を描く役柄に踏み込み、新境地を開いた──(インタビュー)>

ハリー・メリングは重々承知していた。イギリスの新作映画『ピリオン(原題)』では、『ハリー・ポッター』シリーズで演じたダドリー・ダーズリー役とは全く違う役柄を演じることになる、と。

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彼はこう語る。「多くの人が『ワォ、ダドリー・ダーズリーが変態映画に出てるぞ』と言うだろう。それには何と答えていいか分からない」

幸いにも批評家はメリングの演技を高く評価した。メリングが演じるのはシャイな青年のコリン。アレキサンデル・スカルスガルド演じるレイとの関係を通じて、BDSM(同意に基づく拘束や支配、サドマゾなどの性的プレイ)の世界に入っていく。

「僕がとても好きなのは、コリンが勇気を振り絞って『やってみよう』と一歩踏み出すところ」と、メリング。「自分が本当にやりたいのは何なのかを探ろうとするんだ」

子役で名が売れた俳優はそのイメージに縛られて、大人の役柄を演じるのに苦労しがちだ。そうした意味でもメリングにとって、コリン役は大きな挑戦だった。

子役から大人の役者に成長できるよう演劇学校に通うなど「できることは何でもやってきた」と語るメリングに、本誌のH・アラン・スコットが話を聞いた。

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