ウクライナのゼレンスキー大統領は2日、米国の仲介で5─6日に開催予定のウクライナとロ⁠シアの和平協議について、中止されていないとの認識を示した。米国とイスラエルによるイラン攻撃を受け、アラブ首長国連邦(UAE)のア⁠ブダビから、トルコやスイスなどの代替地での開催を検討して⁠いると説明した。

対話アプリ「ワッツアップ」で記者団に「アブダビでの開催は確定できないが、会談自体は中止されていない」と説明した。ロシア大統領府のペスコフ報道官も2日、⁠ウクライナとの和平協議の継続はロシアの国益にかなうもので、⁠戦闘⁠終了に向け外交的解決を望んでいると主張した。

複数回の協議を経ても、ウクライナとロシアの隔たりは依然大きい。ウクライナに侵攻しているロシアは、未占領の東部ドネツク州の⁠残り2割を含めた割譲を要求。これに対し、ゼレンスキー氏は改めて拒否する姿勢を示した。

ゼレンスキー氏は、イラン攻撃を受けて、現時点でウクライナへの武器供給への影響は出ていないとした上で、「(中東での)戦闘が長期化したり激化した⁠りすれば、受け取る防空装備の量に影響が及ぶことは理解している」と述べた。ロシアがインフラなどへの新たな攻撃を準備しているとも指摘し、防空装備の十分な確保が引き続き重要な課題だと強調した。



[ロイター]
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