ゲイツが職員との会合で何を認め、何を否定しているのかは、やや分かりにくい。彼は「許されない行為は全くやっていない。見てもいない」と述べたという。

だが、不倫はいつから許されない行為ではなくなったのだろう? おそらく彼が言いたかったのは、犯罪行為はやっておらず、エプスタインが食い物にしていたとされる女性たちとも無関係だということだろう。ゲイツによれば、エプスタインとの会合は全て仕事上のもので、女性の紹介などはないという。

離婚は人生最大の後悔

特に興味を引かれたのは次の発言だ。「確かに不倫はあった。ブリッジの大会で会っていたロシア人のプレーヤーと、ビジネス活動を通じて知り合ったロシア人の核物理学者だ」。

2人の不倫相手がいずれもロシア人だったことを、どう受け止めるべきか。だがそれ以上に、ブリッジのプレーヤーと核物理学者という職業の組み合わせに戸惑う。

気になる言葉はほかにもある。「bridge events」という複数形は実に意味深。最初にブリッジ大会で出会ったとは言っていない。ブリッジ大会で「会っていた」のだ。

そして核物理学者と知り合ったのは「ビジネス活動」。何て回りくどい言い方だろう。

メリンダは正しかった