<高齢の母親が、自分のための階段昇降機を使わずに歩いて下りてくる姿に娘は目を見張った>
階段を下りてきたママ・ルーことルシルは95歳。普段から上る時は昇降機を使っているが、元気があれば歩いて下りることもある。しかし電子メールで本誌の取材に応じた娘のマーラ・ラーゴによると、この時のママ・ルーは、自分から歩くと決めたわけではなかった。
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ママ・ルーを歩かせた「犯人」は、猫のエンジェルだった。
インスタグラムに投稿された動画(@mama_lu_rago)の中で、階段を下りてくる昇降機の椅子には、猫のエンジェルが当然という顔でゆったり座っていた。ママ・ルーは椅子の肘掛けにつかまりながら、慎重な足取りでそれに続く。娘が思わず「どうなってるの?」と声をかけると、ママ・ルーは「この子が椅子から降りてくれないの」と応じた。
猫のエンジェルは3歳で、耳が聞こえない。ママ・ルーは自分が不便な思いをしても、昇降機の椅子でくつろぐ猫の邪魔をしないことを優先した。その光景に笑い転げたラーゴは、「猫がついにママに運動させた」と書き添えている。
この時以来、エンジェルは、昇降機の椅子に飛び乗るのが習慣になった。ただしラーゴによると、「母が座る必要のある時は、エンジェルは足元のフットレストに乗って一緒に下りる」という。
母親の安全を心配する娘に対し、ママ・ルーは猫を乗せると言ってきかないという。「ママ・ルーが正しい時もある」とラーゴは認めるしかない。
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