Elwely Elwelly Humeyra Pamuk

[ドバイ/ブダペスト 16日 ロイター] - イランのアラグチ外相は16日、スイス・ジュネーブで国際原子力機関(IAEA)の⁠グロッシ事務局長と会談した。翌日には核問題を巡る米国との協議を控えるが、双方に妥協の兆しはほとんど見られない。

米国はイラン情勢をにらみ、2つ目の空母打撃群⁠の中東派遣を命じている。

こうした中、イラン革命防衛隊の海軍は16日、ホルムズ⁠海峡で演習を実施した。

また、イランの民間防衛組織は同日、南部のエネルギー拠点であるパルス経済エネルギー特区で化学防衛訓練を実施した。

ルビオ米国務長官は訪問先のハンガリーで、イランと合意に達するのは困⁠難との見方を示した。

「われわれが懸念している問題に対処する外交的な合意に達する機⁠会が⁠あり、われわれは大いに歓迎する。しかし過大評価はしたくない」とし、「(合意)は難しいだろう。イランと真の意味で合意に達することは誰にとっても非常に困難だ。なぜなら、われわれが相手としているのは、地政学的な決定で⁠はなく、神学的な決定を下す過激なシーア派聖職者だからだ」と述べた。

アラグチ氏はXへの投稿で「公正かつ公平な合意を達成」するためジュネーブを訪問しているとした上で、「脅しへの屈服は交渉のテーブルにない」と述べた。

イラン外務省によると、アラグチ氏はグロッシ氏との会談で、IAEAとの協力や、⁠米国との核協議に関するイランの技術的見解について話し合った。

IAEAはイランに対し、同国が貯蔵していた高濃縮ウランがイスラエルと米国による昨年6月のイラン核施設攻撃後にどうなったかを説明するとともに、核査察の全面再開を受け入れるよう求めてきた。

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