Kentaro Okasaka

[東京 12日 ロイター] - サンリオは12日、2026年3月期通期の連結純利益予想を従来の494億円から520億円(前⁠年比24.6%増)に上方修正すると発表した。IBESがまとめたアナリスト12人の純利益予想の平均値514億円を上回った。

年間配当予想も62円から66円に引き上げた。

⁠グローバル展開している「複数キャラクター戦略」などの施策が奏功、「クロ⁠ミ」や「マイメロディ」などのキャラクターの人気が高まり、業績が計画を上回って推移したとしている。

物販事業では、中国からの渡航自粛などの影響でインバウンド(訪日外国人)の割合は下がっ⁠ているものの、日本人客が引き続き増加、店舗売り上げは増えており「影響は⁠限定⁠的」とした。北米事業については、関税影響は「概ね想定の範囲内に留まっている」とした。

株価が伸び悩んでいることに絡み、松本成一郎常務は決算会見で、昨年11月の決算発表後に株価が反落したことは「⁠正直、想定外だった」と述べた。

米国の関税影響や中国からの渡航自粛で海外業績が懸念されたとした上で「われわれは四半期ごとの決算のために事業をやっている訳ではなく、長期ビジョン達成のために飛躍的に成長していきたい。中長期的な業績の拡大については非常に自信を⁠持っている」と説明した。

自社株買いを通じて「われわれの(足元の)株価は安いというメッセージを伝えているとも語った。12日には投資家層拡大を図るため、3月31日を基準日に4月1日付で1対5の株式分割を実施すると発表した。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。