Krishna N. Das

[ダッカ 11日 ロイター] - ブレント・クリステンセン駐バングラデシュ米大使は、⁠米国は南アジアにおける中国の存在感拡大を懸念しており、バングラデシュの次期政権に対して中国製装備の代替として米国や⁠同盟国の防衛システムを提供する計画だと、ロイターに語っ⁠た。

バングラデシュは12日に総選挙を行う。同国では2024年8月、Z世代主導の抗議デモ激化を受け、インドと親密な関係にあったハシナ首相(当時)が失脚。ハシナ⁠氏はその後ニューデリーに亡命し、インドの存在感が薄れる中⁠、中⁠国がバングラデシュへの影響力を深める余地が生まれた。

中国は最近、インド国境近くにドローン工場を建設する防衛協定をバングラデシュと締結している。

クリステン⁠セン大使は10日に行われたインタビューで「米国は南アジアにおける中国の影響力拡大を懸念しており、中国との関与がもたらすリスクを明確に伝えるため、バングラデシュ政府と緊密に連携していく方針だ」と述べた。

「米国は⁠バングラデシュの軍事的ニーズを満たすため、米国および同盟国のシステムを含む多様な選択肢を提供し、中国製システムへの代替案を提示している」と説明した。詳細は明らかにしなかった。

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