[シドニー 12日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)のブロック総裁は12日、インフレが定着した場合には再び利上げを行うとの姿勢を示した。
ただ、現時点では物価上昇率を抑制するために追加利上げが必要かどうかは不明で、政策当局者はデータを注視していくと述べた。
ブロック氏は議員の質問に対し「インフレが定着して金利をさらに引き上げる必要性が生じた場合、理事会はそうする。それが理事会の主な責務だ」と述べた。
RBAは先週、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げて3.85%とした。基調インフレ率は昨年第4・四半期に3.4%まで上昇し、1年超ぶりの高水準を記録。RBAの予測では年内に3.7%に達するとみられている。この予測は年内にあと1回強の追加利上げが行われるという技術的な想定に基づいている。
ブロック氏は、予測の不確実性を考慮すると、追加利上げが必要かどうかは不明だと述べた。
市場は第1・四半期の消費者物価指数(CPI)発表後に開かれる5月の会合でRBAが政策金利を4.10%に引き上げる確率を約75%と予想している。