[エルサレム 3日 ロイター] - イスラエルのネタニヤフ首相は3日、米国のウィットコフ中東担当特使と会談した。6日に予定される米国とイランの核協議再開を控え、イランがいかなる合意も履行する公算は小さいと警告した。
イスラエル首相府は声明で、ネタニヤフ首相がウィットコフ特使に対し「イランの約束が信用できないことは繰り返し証明されてきた」という立場を明確にしたと明らかにした。
イスラエル当局者2人によると、会談にはイスラエル情報機関トップのバルネア氏やカッツ国防相、軍司令官らも出席した。
米国とイランは6日、トルコのイスタンブールで核協議を予定する。米国からはウィットコフ氏、イランからはアラグチ外相がそれぞれ出席し、イラン核問題を巡る合意を目指して新たな地域紛争勃発を巡る懸念払拭を図る。また、サウジアラビアやエジプト、アラブ首長国連邦(UAE)などの一部中東諸国の代表も参加する見通し。
しかし関係筋によると、イランは3日になって、開催地をイスタンブールからオマーンに変更し、議題を核問題のみに限定した米・イランによる二国間協議にするよう要求。協議が予定通り開催されるかどうか不透明感が漂う。
また、米軍は同日、アラビア海に展開している米原子力空母「エーブラハム・リンカーン」に「攻撃的に」接近したイラン製ドローンを撃墜したと明らかにし、新たな緊張が高まっている。