オーストリア政府は3日、ドイツのキリスト教民主同盟(CDU)とキリスト教社会同盟(CSU)による難民・移民問題を巡る合意内容が実行された場合、「南部の国境を守る措置」を講じる方針を示した。

クルツ首相や他の閣僚らは声明で、「(オーストリア)政府は、特に南部の国境の保護に向けた措置を講じる用意がある」と表明した。詳細には言及しなかった。

同国南部はイタリアとスロベニアに接している。

メルケル独首相率いるCDUは2日、難民・移民問題を巡り対立していたCSUのゼーホーファー党首との間で対応策で合意した。[nL4N1TY5RF]ゼーホーファー氏は「オーストリアとの国境で不法移民を将来的に食い止めるための方法について合意した」と述べた。

CDUのクランプカレンバウアー幹事長によると、他の欧州連合(EU)加盟国で保護申請した難民の送還に関する二国間協定の交渉を行う間、こうした難民を国境のトランジットセンターで収容することで合意した。

[ウィーン 3日 ロイター]
トムソンロイター・ジャパン
Copyright (C) 2018トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
ニューズウィーク日本版 世界宗教入門
2026年5月19日号(5月12日発売)は「中東新秩序の勝者」特集。

剛腕首相ネタニヤフが図ったアラブとイランの弱体化で、中東に訪れる新時代

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます