Kanishka ‍Singh

[ワシントン 13日 ロイター] - 首都ワシントンに拠点を置く調査団体「インディア・ヘイト・ラボ」は13日、インドで2025年にイスラム教徒やキリスト教徒など少数派に対するヘイトスピーチが13%増の1318件となったと発表した。うち1164件はモディ首相が率いる与党のヒンドゥー民族主義政党インド人民党(BJP)が単独または連立で統治する州や連邦直轄地で起きたとしている。

ヘイトスピーチとされる事例は24年の1165件、23年の668件から増加しており、政治集会や宗教行列、抗議デモ、文化イベントなどで起きた。

ヘイトスピーチは25年、4月が158件と月間で最も大幅に増えた。そのうち約100件は4月22日にインド管轄⁠カシミールでイスラム過激派の攻撃によって犠牲‍者が出た後から、5月7日にインドとパキスタン間で起きた4日間の戦闘で犠牲者が出るまでに記録された。

ワシントンのインド大使館はコメント要請にすぐに応じなか‍った。モディ氏とBJPは差別がないと否定し‍、食料補助や電化推進などの政策が全て‍のコミュニティに利益をもたらすと主張している。

インディア・ヘイト・ラボは米在住のカシミール人ジャーナリストのラキブ・ハミード・ナイク氏が設立しワシントンに拠点⁠を置く非営利シンクタンク「組織的ヘイト研究センター」のプロジェクトだ。BJPは⁠かつてインディア・ヘイト‍・ラボがインドの偏ったイメージを提示していると語った。

インディア・ヘイト・ラボはヘイトスピーチについて宗教、民族、国籍、人種、性別などの属性に基づく個人または集団に対する偏見や差別的な言語と定めた国連の定義を用いていると述べている。

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