Khanh Vu Francesco Guarascio
[ハノイ 12日 ロイター] - ベトナムのブイ・タイン・ソン副首相兼外相は12日、ベトナムは米国との通商協定に近く署名するよう努力していると述べた。両国はワシントンで新たな交渉を開始する予定だ。
ベトナムと米国は10月、米国がベトナムからの輸入品に引き続き20%の関税を課す一方、特定の品目については関税を免除することを盛り込んだ通商協定を数週間以内にまとめることで合意した。
ソン氏はハノイで開かれた会合で、米企業に対し、両国が「公正でバランスの取れた通商協定にすぐに署名できるよう」二国間交渉に協力するよう要請した。
また米企業に対し、ベトナムの最高指導者であるトー・ラム共産党書記長の訪米を支持するよう求めたほか、米政府がベトナムを市場経済として認め、ハイテク製品の輸出制限を解除するよう働きかけてほしいと訴えた。
マイケル・デソンブレ国務次官補(東アジア・太平洋担当)は会合で、通商協定は両国間の商取引をリバランスし、中国とメキシコに次いで大きい米国の対ベトナム赤字を減らすはずだと、録音された声明の中で語った。
ベトナムのデータによると、ベトナムは今年1─10月、対米貿易で1110億ドルの黒字を記録。年間ベースで過去最大を更新する可能性がある。米国の統計は連邦政府機関の閉鎖が続いているため現在入手できないが、ベトナムのデータは米統計よりも黒字幅が小さく出る傾向にある。
ベトナム商工省はポータルサイトで、グエン・ホン・ジエン商工相が率いる交渉団が、通商協定の最終調整に向けて米政府高官と新たな協議を行うため今週、米首都ワシントンに滞在していると発表した。