Lisa Baertlein
[ロサンゼルス 5日 ロイター] - 米国際貨物輸送大手ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)は5日、米ケンタッキー州のルイビル国際空港で前日発生した墜落事故に伴い一時閉鎖されていた航空貨物輸送拠点「ワールドポート」を6日にも再開すると発表した。
ワールドポートは1日約360便の航空機が運び込む数百万個の荷物を処理している。面積はアメリカンフットボール競技場の89面分に相当し、1時間当たり41万6000個の荷物を処理できる。UPSの貨物機が4日夜にルイビル国際空港で墜落し、乗員3人を含む少なくとも12人が死亡したため業務を停止した。
UPSの広報担当は、6日朝に通常業務に戻ることを目指していると述べた。
同社は4日の利用者向け通知で、航空荷物と国際便荷物の配達予定に影響が出る可能性があるとし、混乱を最小限に抑えるための代替計画があるとしていた。
ただ、貨物輸送運賃分析プラットフォーム「ゼネタ」の航空貨物責任者ニール・ファンデワウ氏は、UPSの多くの荷物がワールドポートを経由して他の目的地に向かうため、顧客にとって遅延や混乱が避けられないと指摘。より広範な航空貨物業務や運賃に対する影響は限定的だろうと述べた。
UPSは2024年9月以降、米郵便公社(USPS)の優先配達郵便物やその他の速達郵便物を輸送する最大の航空貨物事業者となっている。
最大の顧客は米電子商取引(EC)大手アマゾン・ドット・コムで、小売り大手のウォルマートやターゲット、製造業者や企業向けにも配送業務をしている。