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[8日 ロイター] - アサヒグループホールディングスのシステム障害を引き起こしたサイバー攻撃を巡り、世界各国の主要企業などに侵入してきたランサムウエア(身代金要求型ウイルス)グループ「Qilin」が7日、犯行声明を出した。

Qilinはアサヒグループの内部文書とする29枚の画像をウェブサイトに公開した。約27ギガバイトのデータに相当する9300以上のファイルを盗んだと主張している。

ロイターは文書の信憑性を確認できていない。

Qilinはランサムウエアを攻撃の実行者に提供し、身代金の一部を対価として受け取る「ランサムウエア・アズ・ア・サービス(RaaS)」と呼ばれるプラットフォームを運営している。

アサヒは8日夕、今回の攻撃によって自社から流出した疑いのある情報をインターネット上で確認したと発表した。情報の内容や範囲は調査中としている。

アサヒは、9月29日朝にサイバー攻撃によりシステム障害が発生し、受注や出荷業務を停止した。その後、手作業で受注を始めたが、受注量は通常時と比較すると大幅に少なく、システム復旧のめどは立っていない。

これを受けて同業他社の製品への注文が増加しており、サントリーは8日、12月に予定していた「ザ・プレミアム・モルツ 誘惑の黒エール」など限定商品2種の発売中止を発表した。注文が想定を上回っていることを踏まえ、通年商品を安定的に供給することを優先する。

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