中国の動物福祉はどうなっている

中国の動物園にまつわる問題は度々報じられているが、驚きを隠せないものが多い。2017年6月には、上海郊外のサファリパーク「淹城野生動物世界」で生きたロバがトラに餌として与えられているという衝撃的なニュースが伝えられた。

香港英字紙サウスチャイナ・モーニングポストによると、餌にされたロバは死ぬまでに30分苦しんだとされる。

Btv Kannada-YouTube

なかでも有名なのは、広州市にあるショッピングモール「グランドビューモール」(正佳広場)の水族館「極地海洋世界」で飼われている「世界一かわいそう」なシロクマの「ピザ」だ。

2016年に動物愛護団体「アニマルアジア」が公開した映像がきっかけとなり、悲惨な飼育実態が明らかになった。日の当たらない狭い室内で一日中、観光客が向けるカメラのフラッシュに晒される。

こんな生活で狂わないはずはない。ピザは異常行動が見られ、精神状態を危惧する声が専門家から上がったが、極地海洋世界はニューヨーク・タイムズ紙に「ピザはとても健康だ」と語った。しかし、お世辞にもピザが幸せそうとは思えない。一刻も早く、中国の動物園に動物福祉の規範が浸透することを願わずにはいられない。

The Humane Society of the United States-YouTube

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