米国の安全保障当局筋は、ロシアを介した北朝鮮からの石炭輸出を確認した上で、今も継続中だと明らかにした。

ロシア外務省は、ロイターが今月18日に送ったコメント要請に回答していない。

ロシアの国連代表部は昨年11月、国連安保理の制裁委員会に対し、ロシア政府が国連決議に基づく制裁措置を履行していると報告している。

ロイターは、ロシアの港で荷下ろしされた北朝鮮の石炭が日本と韓国に運ばれたものと同じかどうかを独自に確認できていない。また、ロシアから北朝鮮の石炭を日本と韓国に運んだ船の持ち主が積み荷がどこから来たかを知っていたかどうかも確認できていない。

米財務省は24日、北朝鮮の核・ミサイル開発を支援しているとして、北朝鮮の9団体と北朝鮮籍の船舶6隻、16個人を米独自の制裁対象とすると発表。昨年9月に北朝鮮の石炭をホルムスク港に運んだ船の持ち主も対象に含まれた。

北朝鮮からの石炭輸出でどの企業が利益を得ているかは不明。

米国務省の報道官は北朝鮮からの石炭輸出について問われると、「ロシアがさらなる対策を講じなければならないことは明らかだ」と述べた。

ホワイトハウスはコメントの求めに応じていない。

韓国外務省当局者は、北朝鮮からの石炭輸出について「韓国政府は北朝鮮による制裁逃れを監視している」と述べ、ロイターが報道した石炭輸出を外務省が認識しているかどうかは明言しなかった。

日本の外務省はコメントの求めに応じていない。

[パリ/ロンドン/モスクワ 25日 ロイター]
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