Shinichi Uchida

[東京 13日 ロイター] - 三井松島ホールディングスは13日、株価純資産倍率(PBR)1倍以上の早期達成に向け、2025年度に株主還元・資本政策を実施すると発表した。株価上昇を目指し、増配と累進配当の導入、自社株取得枠の設定、株式分割を行う。

年間配当は前期比100円増の230円への増配を予想、230円を起点とする累進配当を採用する。自社株買いでは、発行済み株式の31.3%に相当する350万株・200億円を上限とする自社株買いを決議した。取得期間は6月2日から2026年6月1日。

株式の流動性向上や投資家層の拡大を目指し、株式分割も実施する。9月30日を基準日として10月1日に1対5の分割を行う。

三井松島HDは1913年の創業以来、石炭事業を中核としてきたが、近年は企業買収などを通じて非石炭事業の拡大を進めている。旧村上ファンド系の投資会社などが株式の保有比率を高めており、1月には保有比率を35.65%に引き上げたとする報告書を提出していた。

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