だが「従順な社員を育てて生産性を高めるのがマインドフルネスの利点だと企業は考えるが、私たちの目的は違う」と、マインドフル・スクールズのビリー・ビケットは言う。「子供に思いやりを持った生き方を教えたい」

きっと保育園での瞑想に害はないのだろう。やっと分かったが、私が怖かったのはマインドフルネスそのものではない。マインドフルネスが、体を休めたり空想にふけったりする気ままな時間の代わりになると誤解されがちなことが心配だった。

息子がリラックスするのは父親と買い物に行くひとときかもしれないし、レゴで遊ぶ時間かもしれない。あるいは瞑想かもしれない。それを自分で見つけられる機会を用意してあげることに私はマインドフルでいたい。

<本誌10月10日号特集「日本人が知らないマインドフルネス」から転載>

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