Daphne Psaledakis Patricia Zengerle

[28日 ロイター] - 国連のグテレス事務総長は28日、トランプ米大統領の対外援助の大幅削減について深い懸念を表明するとともに、世界の弱い立場にある人々に「特に壊滅的」な結果を招くと強く非難した。

トランプ政権は26日、トランプ大統領の「米国第一主義」の一環として、米国の対外援助契約・資金のほとんどを打ち切る最終決定を下したと明らかにした。

グテレス事務総長は国連で記者団に対し、「米国の人道的役割と影響力の縮小は、世界における米国の利益に反する」と指摘。こうした削減を実行すれば、世界の安全や繁栄は弱まるとし、スーダン内戦の避難民を支援するプログラムの資金が枯渇しているほか、HIV/エイズや結核、マラリアの対策プログラムなどへの資金提供が停止されている現状を説明した。

グテレス氏は「これらの決定がより慎重な検討に基づき撤回されることを願う」とした上で、全ての国連機関が各プロジェクトに関する情報と正当性を示す準備があり、国連は支援を必要とする人々への援助に向け尽力すると言明した。

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