Luana Maria Benedito

[サンパウロ 10日 ロイター] - ブラジル地理統計院(IBGE)が10日発表した8月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.02%下落し、今年初めてマイナスとなった。

7月の0.38%上昇から下落に転じ、ロイターによるエコノミスト予想の0.01%上昇も下回った。

主な押し下げ要因は、電力価格下落を受けた食品・飲料価格の0.44%下落と住宅価格の0.51%下落。

しかし、C6の銀行エコノミスト、クラウディア・モレノ氏は、深刻な干ばつで電力価格上昇が予想されていることから「電力デフレで8月の指数が下がったとすれば、9月にはこれが指数に対し上昇圧力となるだろう」と指摘した。

8月CPIは前年同月比では4.24%上昇と、伸び率は7月の4.50%とロイターがまとめた予想の4.29%をともに下回った。

ただキャピタル・エコノミクスの新興市場担当副主任エコノミスト、ジェイソン・トゥベイ氏は「サービスの基調インフレが一段と加速しており、来週の金融政策決定会合で中央銀行が利上げする環境が整った」と述べた。

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