[4日 ロイター] - 世界最大の石油輸出国サウジアラビアの国有石油会社サウジアラムコは4日、アジア向け代表油種の軽質原油「アラビアンライト」の9月積み調整金を3カ月ぶりに引き上げた。ドバイ原油とオマーン原油の月間平均価格に2.00ドル上乗せするもので、8月積みの1.80ドルから0.20ドル値を上げた。

上げ幅は業界予想を下回った。事前のロイター調査では、全油種の調整金について少なくとも0.50ドルの上昇が予想されていた。

アジア向けの他の油種では、アラビアンライト以外の軽質油も0.10―0.20ドル引き上げる一方、中質油「アラビアンミディアム」と重質油「アラビアンヘビー」は据え置いた。

北西ヨーロッパと地中海地域向けでは、全油種で2.75ドルの大幅値下げを行った。

石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟産油国でつくる「OPECプラス」は1日に開いた合同閣僚監視委員会(JMMC)で、10月開始の減産幅縮小方針など既定路線の維持を確認した。OPECプラスの減産規模は現在、世界需要の約5.7%に相当する日量586万バレル。

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