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ミサイル発射実験の成功を伝える朝鮮労働党機関紙・労働新聞

軍事専門家も今回の「北極星2型」については、従来の大陸弾道ミサイル(ICBM)クラスのKN-08とその改良型であるKN-14などとは異なる新型のミサイルを開発したと判断している。

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北朝鮮の公開した写真を見ると、SLBMのように円筒形の発射装置から射出されたミサイルが、発射管出口から10mほど離れた空中で点火し、噴煙がわき上がっている。これは、発射管内に内蔵されたガス発生装置を使ってミサイルを一定以上の高さに押し出し、空中でロケット本体を点火する典型的なコールドローンチ(Cold Launch)方式と見られる。点火後にミサイルの姿勢を制御するため、胴体下部に格子状の制御翼(GRID FIN)が付いていることも確認される。

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弾頭部分は従来のSLBMよりも緩やかな丸みをもっており、北朝鮮が昨年3月に公開した弾道ミサイルと形状が似ている。これは大気圏再突入を想定したものと見られる。またムスダンミサイルは、6輪のトレーラーのような移動発射車両に搭載されているが、今回の「北極星2型」は戦車のようなキャタピラーで走行する車両に発射管を装着していたもので打ち上げられたこともこれまでにはなかった点だ。キャタピラー型の車両になると山岳地帯が多い北朝鮮でも移動可能な場所が広がるため、従来想定されなかった地域からのミサイル攻撃も警戒が求められる。

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