[ベルリン 14日 ロイター] - 欧州経済センター(ZEW)が14日発表した11月のドイツの景気期待指数はプラス9.8と、予想以上に上昇し、4月以降初めてプラスとなった。
ロイターがまとめた市場予想はプラス5.0。10月はマイナス1.1だった。
期待指数は4カ月連続改善。今後半年に経済情勢が回復するとの見方が強まっていることを示唆する。
一方、現況指数は0.1ポイント上昇のマイナス79.8と、ほぼ変わらずだった。
ZEWのワムバッハ所長は「ドイツ経済が底入れしたとの印象を裏付けるものだ」と指摘。「ユーロ圏の経済情勢が悪化していることを考えると、現況指数の横ばいは素晴らしい」と評価した。
VPバンクのチーフエコノミスト、トマス・ギツェル氏は、エネルギー価格の下落、金利状況がこれ以上悪化することはないとの見方が見通し改善に寄与したと指摘。「ドイツ経済が突如、力強い成長局面に入ると予想する人はいないが、厳しい経済情勢がさらに深刻化することがなければよいと言える」と述べた。