[オタワ 21日 ロイター] - カナダ統計局が21日発表した5月小売売上高は前月比0.2%増で、ロイターがまとめたアナリスト予想の0.5%増を下回る伸びとなった。市場では、経済成長鈍化を示唆する内容で、カナダ銀行(中央銀行)は追加利上げを見送るとの観測が出ている。

デジャルダンのエコノミスト、ティアゴ・フィグエレド氏は「カナダ銀行の想定に沿った形で景気が減速していることがうかがえる」と述べ、同銀は年内に追加利上げを実施する必要はないと考える公算が大きいと付け加えた。

カナダ銀行は今月の会合で政策金利を22年ぶりの高さとなる5.0%に引き上げ、物価上昇率が2%超で高止まりすることを示す新たなデータが出てくれば、追加利上げに動く可能性があると説明していた。

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