合成ダイヤ部門

 宝飾品としてデビアスが販売するダイヤは全て天然品だが、デビアス社内には合成ダイヤモンドを作る部門もある。

 「エレメント・シックス」と呼ばれる同部門では、研磨材など、工業用の合成品が作られており、同社はこの市場の主要サプライヤーだ。

 エレメント・シックスの目標は、本物と区別がつかないほどの合成品を作ることだが、今のところその目標は達成が不可能であることがメードンヘッドの研究所スタッフにより裏付けられている。

 研究所の80人の化学者や技術者は、自分たちとエレメント・シックスの関係を「密猟者と番人」あるいは「猫とねずみ」に例える。

 合成ダイヤは主に、高温高圧合成(HPHT)と化学気相蒸着(CVD)法により製造される。どちらの方法を使ったとしても合成品は天然ダイヤの構造とは異なり、研磨などで本物そっくりに見せることはできるが、デビアスの検出機器である「ダイアモンドビュー」の目を欺くことは出来ないという。

 (Barbara Lewis記者 翻訳:伊藤恭子 編集:加藤京子)

[メードンヘッド(英国) 17日 ロイター]
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