米疾病対策センター(CDC)のアン・シュチャット副所長は11日、ホワイトハウスでブリーフィングを行い、ジカ熱が米国にもたらす脅威はこれまでの想定より重大との見解を示した。

 副所長は「ウイルスに関するあらゆる事象が、当初の想定よりやや恐ろしいようだ。したがって、米国本土での大規模な感染拡大がないことを望むと同時に、当局にはその事態に備えるよう求める」と述べた。

 ホワイトハウスは先週、ジカ熱用の緊急拠出金がないことから、気温上昇に伴って米国本土にジカ熱が上陸する事態に備え、エボラ出血熱用に用意された資金など5億8900万ドルを転用すると表明。CDCは、オバマ政権が2月に議会に要請した19億ドルの緊急拠出案を可決するよう、圧力を強めた。

[ワシントン 11日 ロイター]
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