ジュニには、身体的な治療だけでなく、心のケアも必要だった。最初は常に緊張しており、リラックスすることもできず、食べ物も「後でなくなってしまうのではないかと不安がって」隠す癖があったとワーリーさんは言う。しかし、数カ月が経ち、食べ物を隠すことはしなくなり、落ち着いた様子を見せるようになった。

今ではワーリーさんが飼っている2匹のゴールデンレトリバーとよく遊び、日に日に愛情深くなり、愛されることを学んでいる。

ワーリーさんは当初、ジュニの一時的な里親になるつもりだったが、結局、ジュニは彼女の永遠の家族となった。

ジュニと出会って以来、ワーリーさんはTikTok(@tailsfromtheprairie)で回復の様子を記録してきた。多くの動画が拡散され、半年後の様子を映した動画は、本記事の執筆時点で31万5000回以上再生され、「いいね」は5万8600件寄せられている。

ワーリーさんは、「ジュニのストーリーは、人間が持つ残酷さと優しさの両方を思い起こさせる。誰かが彼女の命を無意味に終わらせようとした一方で、今では何千人もの人々が彼女を応援し、その成長を祝福してくれている。ジュニは、愛とセカンドチャンスが人生を変えられるという生きた証だ」と話している。

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 ヘルスリテラシー 健康知識を読み解くクイズ50
2026年6月2日号(5月26日発売)は「ヘルスリテラシー 健康知識を読み解くクイズ50」特集。

偽情報があふれる時代。医療・健康の知識を正しく見極め理解する最適の方法は?

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます