[ドバイ 6日 ロイター] - 世界銀行は6日に公表した報告書で、中東・北アフリカ地域(MENA)の2023年の経済成長率は、食料価格の高騰により22年の5.8%から3%に鈍化するとの見通しを示した。
昨年10月に公表した予測値の3.5%から下方修正した。
この報告書は、石油輸出国機構(OPEC)と主要産油国で構成するOPECプラスが2日に減産を発表する前にまとめられており、その影響は反映されていないという。
世銀によると、22年3─12月のMENA地域16カ国の食料インフレ率は前年比29%に達し、総合インフレ率(19.4%)を上回った。
世銀は食料価格の高騰で子どもの栄養状態が悪化し、長期的な影響が及んでいると指摘。フェリード・ベルハジ中東・北アフリカ地域担当副総裁は「若年層が人口の半分以上を占めるこの地域では、大胆な政策が必要だ」と述べた。