[15日 ロイター] - 著名投資家ウォーレン・バフェット氏の盟友で、同氏率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイの副会長を務めるチャーリー・マンガー氏は15日、地政学リスクにもかかわらず、中国は依然として優れた投資機会を提供しているとの見方を示した。
取締役を務める米企業の年次株主総会で述べた。
マンガー氏は中国の習近平国家主席について「非常に賢明で現実的な人物」と指摘。「ロシアは楽勝と考えてウクライナに侵攻した。台湾はもはや楽勝には見えないと思う」とし、中国による台湾侵攻リスクを重大視しない姿勢を示した。
その上で「中国では米国より割安に、より優れた強い企業を買うことができる」と述べた。
米電気自動車(EV)大手のテスラが値下げを行っているのに対し、中国の比亜迪(BYD)は値上げしているとし、「中国ではBYDがテスラよりはるかに優位だ」と語った。
台湾積体電路製造(TSMC)については、世界で「最も強い半導体企業」と評価した。ただ、バークシャーは昨年第4・四半期にTSMC株保有を86%削減した。
マンガー氏はさらに、暗号資産(仮想通貨)は「完全に狂った愚かなギャンブル」と一蹴し、米政府は全面的に禁止すべきとの考えを改めて示した。