
ジェーンの物語に引き付けられる要因の1つは、ハラスメントと向き合うことを自ら選び取った点だ。彼女が正しい行いをするために、仕事を失うことになるかもしれない決断をする一日を、映画は丁寧に描いていく。
「極限の状況からは、最善のことも最悪のことも生まれると思う。苦しむ人に手を差し伸べるか、それとも見て見ぬふりをするか」と、ガーナーは言う。
#MeToo運動は社会にどれほどの変化をもたらしたのか。グリーンは「十分ではない」としながら「成し遂げたことは素晴らしい」と言う。
「もっと多くの女性が映画界で働き、力のある地位に就けるようにしなくては。こうした議論は#MeToo運動が始まる前と同じくらい、今も重要であり続けている」
THE ASSISTANT
『アシスタント』
監督/キティ・グリーン
主演/ジュリア・ガーナー
日本公開は6月16日
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