<スウェーデンに続き、デンマークでも王室のスリム化。女王の次男・ヨアキム王子の子供たちの称号剥奪は「虐待」?>

9月28日、デンマーク王室は女王マルグレーテ2世の8人の孫のうち、次男ヨアキム王子の4人の王子、王女の称号を剥奪することを発表した。それに対し、ヨアキム王子は「エクストラ・ブラデット」紙のインタビューで次のように述べている。

「私たち家族はとても悲しんでいます。自分の子供が不当に扱われるのを見ることは、決して楽しいことではありません」。さらに子供たちの称号剥奪を5日前に通告されたとも主張している。

今年5月には女王が王室をスリム化する計画があるという報道はすでにあった。しかし、ヨアキム王子は、子供たちがそれぞれ25歳になるときに変更が行われるという計画を提示されていたという。

この決定が母である女王との関係に影響があったかとの地元紙からの質問に対し、「ここで詳しく説明する必要はないと思います」と感情的になって部屋を後にしたという。

また、「B.T.」紙に対しても同じ主張を繰り返しており、称号が今年いっぱいで剥奪されることを子供たちに伝えるための期間が5日しかなく、何が起きているのか完全には理解できない子供たちがあまりにも不憫で残念だと述べている。

ヨアキム王子には前妻であるアレクサンドラ伯爵夫人との間にニコライ王子(23歳)、フェリックス王子(20歳)、現在の妻であるマリー妃との間にヘンリック王子(13歳)、アテナ王女(10歳)の4人の子供がいる。

「子供たちは動揺しています。何を信じるべきなのか。なぜ自分たちのアイデンティティを失う必要があるのか。なぜそのような罰を受けなくてはならないのか」

この件についてデンマーク王室は「B.T.」紙からの取材に対し、この決定には長い時間をかけていると述べている。

「女王が昨日述べたように、決定には長い時間をかけてきました。現時点ではさまざまな感情的な問題があることは理解していますが、王室の末長い将来を見据えた女王の希望が尊重されることを願っております。(略)女王陛下は、4人の孫がデンマーク王室の配慮や義務に制限されることなく、もっと大きな枠組みで人生を歩めるようにしたいと考えています」

【写真】フレデリック皇太子家族、ヨアキム王子家族
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