将来、ハイジのテーマパークが登場か?

マイエンフェルト村にある「ハイジ村」。左手はハイジの家 Photo:Heidi und Peter, Graubünden, Heidiland Tourismus AG
「日本のハイジ」展が盛り上がりを見せている中、ハイジの舞台となったマイエンフェルト村の「ハイジ村と名付けたエリア」も、相変わらず人気だ。スイス国内の観光客も行くし、ハイジの世界を自分の目で見たいという日本からの観光客が絶えることはない。そして他国の観光客も、日本人観光客と同じ思いで訪れる。ハイジ村のショップでは、「日本のハイジ」グッズがたくさん売られている。トムセンス教授が言う「ハイジ現象」を経験した人にとって、まさにここで、そういったグッズに出合うことも嬉しいことなのだろう。数年前、ハイジ村のイベントで通訳した日本人によると、ハイジ村を経営する企業は、「将来、ハイジを世界的なブランドにしたい」と言っていたそうで、益々ハイジのPRに力を注ぐはずだ。
そしていま、それらのグッズが別の場所で買えるようになる可能性が出てきた。ハイジのテーマパークを作る計画があるのだ。開園想定場所はマイエンフェルト村ではなく、チューリヒからマイエンフェルト村へ向かう途中のフルムサーベルク(山岳・スキーリゾート)だ。テーマパークの完成イメージ画も出ている。2019年8月の報道によると、早ければ、およそ3年後に開館かもしれない。もし実現したら、「日本のハイジ」グッズを置かない理由はないだろう。「日本のハイジ」は、これからもスイスの観光大使として活躍しそうだ。
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