三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行の3メガバンクは7日、三菱UFJ信託銀行やProgmat(プログマ)とともに、共同でステーブルコイン(SC)を発行し、実証実験を開始すると発表した。

金融庁は同日朝、クロスボーダー決済の高度化を目指すこの取り組みを、金融庁の「FinTech実証実験ハブ」の支援対象に採択したと発表している。

実証では、3メガバンクが委託者、三菱UFJ信託銀行が受託者となり、資金決済法に基づく「特定信託受益権」としてステーブルコインを発行。三菱商事の日本と海外拠点間の決済に活用できるかを検証する。SC発行に必要な基盤・技術提供はプログマが担い、各行が要件定義や評価基準の策定を行い具体的なスキームを構築する。

ブロックチェーンを用いた決済やトークン化預金の実用化が国内外で進む中、共同発行の実務や規制対応、利用者保護措置などの課題整理を進め、将来の広範な利用につなげる狙いがある。

トークン化預金やSCの実用化に向けた動きが国内外で活発化するなか、今回の実証では、共同発行に伴う実務面の課題、規制対応、利用者保護措置などを洗い出し、将来的なステーブルコインの普及と多様なユースケース展開につなげることを目指している。

[ロイター]
トムソンロイター・ジャパン
Copyright (C) 2025トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
スパイス企業の新戦略...エスビー食品が挑む「食のアップサイクル」とは?
スパイス企業の新戦略...エスビー食品が挑む「食のアップサイクル」とは?
PR
ニューズウィーク日本版 台湾有事の新シナリオ
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。

米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由

※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます