<FBIが監督から選手まで30人以上を検挙。米バスケットボール界とイタリアンマフィアの関係は根深い──>

イタリア・シチリア島生まれの組織犯罪ネットワーク、コーザ・ノストラ(La Cosa Nostra、いわゆるマフィアだ)と違法賭博の根強い関係が、米NBAを巻き込んだ事件で再浮上している。

FBIは10月23日、ポートランド・トレイルブレイザーズのチャウンシー・ビラップス(Chauncey Billups)監督、マイアミ・ヒートのテリー・ロジアー(Terry Rozier)選手ら30人以上が違法賭博に関与した罪などで起訴されたと発表した。

ロジアーは、試合に関わる非公開情報を犯罪仲間に提供し、ビラップスは違法ポーカーに不正に関与した疑いがある。「オンラインスポーツ賭博合法化以来、最も恥知らずな不正の1つ」だという。

いずれの事件も背後にはマフィアがいると、連邦検察は主張する。裁判所提出資料によれば、違法ポーカーはニューヨークのマフィアと関係のある会場で運営されていた。

賭博事業は規制が強化されたはずだが、捜査当局にいわせれば、コーザ・ノストラは新たな技術やコネを駆使して今も利益を得ている。

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